AI

AIの世界大會「Hungry Geese」でDeNAのチームが優勝

DeNAの強化學習ライブラリ「HandyRL」を活用し、強化學習の浸透にも貢獻

2021年8月11日

 株式會社ディー?エヌ?エー(本社:東京都渋谷區、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟、以下DeNA)は、世界最大級のAIコンペティション「Kaggle(カグル)※1」にて開催されたゲームAIの國際コンペティション「Hungry Geese」(https://www.kaggle.com/c/hungry-geese)において、弊社所屬の田中一樹とquantum社の大渡勝己(DeNAでも強化學習の研究開発に従事)のチームHandyRLが875チーム(計1,039名)參加中1位を獲得し優勝したことをお知らせします。メダル授與対象のコンペティションとしてKaggle社內ランク制度※2開始以來初の快挙になります。

【「Hungry Geese」のゲーム畫面】自分のヘビ(実際はガチョウ)を操作し食べ物を食べて體を伸ばしながら相手のヘビにぶつからずに生き殘る必要がある。

 本コンペティションでは、「Hungry Geese」というゲームをプレイするAIを開発し他チームのAIと強さを競いました。「Hungry Geese」は、古典的なコンピュータゲームであるヘビゲームを4人プレイヤーに拡張した対戦ゲームです。このゲームは相手のヘビを追い詰めるだけではなく時には協力が必要であることや相手のヘビを対戦中に分析し戦略変更するといった多人數ゲームならではの課題があります。本取り組みを通じて多人數ゲームにおけるAI技術の発展が期待されます。

 チームHandyRLはDeNAがOSSとして公開している並列強化學習ライブラリ 「HandyRL」(https://github.com/DeNA/HandyRL)を用いて、近年発展した強化學習技術と、既存のゲームAI技術とを組み合わせたAI開発を行いました。また、國際コミュニティにおける強化學習人材の増加と育成に貢獻すべく、「Hungry Geese」に対応した機能をHandyRLライブラリ中に実裝、コミュニティに公開し、多くの參加者がHandyRLを通じて強化學習に觸れるきっかけを作りました。さらに、本コンペティションに関する講演等も行いました。

HandyRLチームの解法詳細

https://www.kaggle.com/c/hungry-geese/discussion/263279

 本コンペティション以外にも、DeNAのAIスペシャリストは數多くのコンペティションに參加して、日頃から実踐経験を積み、幅広い技術の引き出しを習得しています。今後も、その経験を活かして、機械學習や強化學習技術などを用いたAI研究開発や実ビジネスへの応用にチャレンジし続けます。

補足:DeNAのAI組織のデータサイエンティストチームについて

 DeNAのデータサイエンティストチームは、機械學習コンペティションのトッププレイヤーで構成されています。業務の一環としてKaggle等のデータ分析のコンペティションに參加することを奨勵しているため(業務時間にKaggle參加を認める制度「Kaggle社內ランク制度※2」も)、幅広い応用事例を日常的に収集しています。コンペティション參加等で鍛えた幅広い引きだしと素早い実裝力を活かし、AI技術の事業応用をスピーディーに実踐するチームとして、さまざまなプロジェクトで活躍しています。

【DeNA×AIサイト】
https://dena.ai/
DeNAのAIの強みを紐解くコンテンツやデータサイエンティスト/Kagglerによる企業のDX推進の最新事例などを掲載

※1 「Kaggle」とは:主催者がデータと課題を提供し、參加者は3ヶ月程度の期間內で最も性能の高いAIを作ることを競い合うコンペティションがあり、その最大のプラットフォームが「Kaggle」です。「Kaggle」では、企業や研究機関から提供された課題を解くべく、世界中から數千人が參加し、日常的に腕を競い合っています。実績をあげた參加者には賞金のほか「Grandmaster」「Master」などの稱號が與えられます。現在、DeNAには「Grandmaster」「Master」の稱號を持つKagglerが約20名在籍しており、世界的なKagglerが多數在籍する世界有數のAIチームです。
※2 Kaggle社內ランク制度:業務時間を使ったKaggleへの參加を認める制度。どの程度の業務時間をKaggle參加に利用して良いかはKaggleでの成績を元に決定。http://www.perforationsny.com/jp/article/3587

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